「いつかシステム手帳をかっこよく使いこなしてみたい」と考える人は多いと思います。実際にシステム手帳を小脇に抱え、さっそうと会議や商談に向かう姿は素敵なものです。
手帳は大きく分類すると「システム手帳」と「綴じ手帳」に分かれますが、「システム手帳を使ってみたい」「自分らしくシステム手帳を使いこなしてみたい」と考える人のために、システム手帳だからこそのメリット、便利な点を紹介します。
システム手帳とは、カバー部分(バインダーと呼びます)と記入する用紙(リフィルと呼びます)が別になっており、バインダーとリフィルを自由に組み合わせて使う手帳のことです。バインダーには、一般的に専用のリングが装着してあり、用紙(リフィル)をこのリングに綴じて使用します。この自由さがシステム手帳の最大の利点ですから、システム手帳を選ぶときには、持ち歩きたいバインダーを選んでから中身のリフィルを決めるのも良いですし、書き込みたい内容や量によってリフィルのレイアウトを先に決め、それに合うバインダーを選ぶのも良いでしょう。
数あるリフィルの中から、自分の使いたいリフィルだけを選んでバインダーに綴じ、時には追加したり、減らしたり、自在にカスタマイズできるのが、システム手帳の第一の特徴です。
メモが足りなければ自由に増やし、プロジェクトを管理するためには専用のリフィルを使うことで、欲しい機能を自分のバインダーの中に収めることができます。
スケジュールページについても、マンスリー、ウィークリー、デイリーと自分のライフスタイルに合った、あるいは自分が目指したい時間管理のスタイルに合わせてリフィルのレイアウトを選ぶことができます。
あえて、いろいろなリフィルを使ってみることで、新しい時間管理のスタイルを発見できるかもしれません。
自分のお気に入りのバインダーは、手入れを怠らなければ何年も使用することが可能です。クオリティの高い革製品のバインダーであれば、使うごとに味が出てくるものです。
そして中身のリフィルは、スケジュールページを入れ替えれば、あとのカスタマイズした自分用のリフィルはそのままでも、入れ替えてもいいわけです。つまり、自分の成長とともに、システム手帳も成長していきます。このシステム手帳の特別感は、通常の綴じ手帳とは大きな違いのひとつです。
自分にとっての大切な情報は一元管理したいものです。私たちの身の回りには、手元で管理しておきたいさまざまな情報があります。スマートフォンで一元管理することも可能ですが、目標設定やお客様とのやりとり、会議の記録、自由なプランニングのための用紙など、紙で管理したほうが便利なものはたくさんあります。
名刺やカード、レシートなどを入れたいと思う人も多いでしょう。そうしたニーズにも、専用のホルダーを活用すれば、1冊のシステム手帳によって手元で管理することができます。ファスナー・ポーチを使えば、小さなものも保管可能です。システム手帳にはアクセサリーと呼ばれる便利なアイテムを追加して活用することも可能です。
システム手帳の楽しみのひとつは、バインダーを変えて気分を一新できることです。あるいは、TPOに応じてバインダーを変更することも可能です。オフィシャルな場面では、重厚なイメージのバインダー、カジュアルな場面ではファッションセンスあふれるバインダーを選ぶこともできます。
システム手帳のサイズは、メーカーによって違いはありますが、自分のライフスタイルに合わせて、サイズを選ぶことができます。フランクリン・プランナーであれば、ポケットサイズ、コンパクトサイズ、クラシックサイズの3種類を用意。仕事の内容や用途に合わせて選べます。
自宅用にはクラシックサイズ、持ち運び用にはポケットサイズと、2種類を活用する人もいます。
携帯性に優れた最も小さなサイズ。外出時の荷物の多い方や、ノートPCと一緒に持ち歩きたい方におすすめ。
フランクリン独自の穴間隔のため、他社のナローサイズとは互換性がございませんのでご注意ください。
幅広バイブルサイズで、バックに入れて持ち歩く大きさ。ユーザーが最も多いスタンダードサイズで各アイテムの種類も豊富。
他社のバイブルサイズと穴位置間隔は同じですが、フランクリンのコンパクトサイズは幅広となりますのでご注意ください。
A5変形サイズは、大容量の情報を収納し、主に卓上で使う方に最適。通なユーザーに人気のタイプ。
フランクリン独自の穴間隔のため、他社のA5サイズ(6穴)とは互換性がございませんのでご注意ください。
リフィルは追加することで増える一方ですが、いったん、必要がなくなったリフィルは、保管用のバインダーに収めるのが良いでしょう。タブで分けて保管しておけば、あとで振り返ることも可能です。記入したリフィルは自分の歴史そのものです。大事に保管しましょう。
情報の一元管理に通じることですが、リフィル以外の用紙に記入したものや、重要な資料など、バインダー用の穴を開けることで、システム手帳に綴じることができます。雑誌や新聞の切り抜きやチラシも綴じることができますので、まさに自分のパートナーとなるでしょう。
このように、システム手帳には、綴じ手帳にない魅力があります。ここでは紹介しきれない魅力が、ほかにもたくさんありますので、こちらを参照してみてください。